「寄り添う」ことの大切さ 〜「情けの力」

書評

立て続けに本の投稿です。

友人に勧められて読みました。

 

著書はお勧めしてもらった友人の務める企業の

産業医でもあるらしいのですが、

まさにこの本は部下を持つ管理職に読んでほしい。

努力すれば報われるという形態を著者は、

「努力ー報酬モデル」と呼んでいるが、

このモデルが崩壊し、挫折した人に寄り添うことが

現代の企業ではないがしろにされている。

私の会社でも、頑張りすぎたり、忙しさに追われ、

糸が切れたように元気が無くなって

休職したり、別の部署に異動する人が多発している状況。

ほとんどのケースで、こういう人たちは

原因が上司だと思うのですが(少なくとも私の周りでは)

本来上司はこういった状態を早期に見極めて

救う立場であるべきなのに、

真逆の接し方になっています。

すべての管理職の必読の書に!

ボリュームも少なくすぐに読める本なのでおすすめです。

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