「三毒」に振り回されないように、人生を整理整頓する。

今日偶然見かけたこの動画。

大愚和尚という方が、
寄せられる質問や悩みにお答えしていく、
という形の動画です。

今回の動画、かなり私の心に響きました。

まさに、欲に振り回されて、
それだけで心が忙しく感じ、
ずっと彷徨っている今の状態を
そのまま言葉で表現してくれていました。

「三毒」とは？

この動画ですが、
忙しいと振り回されている人は、
「三毒」に支配されてしまっている、とのこと。

三毒（さんどく、梵: triviṣa, トリヴィシャ）とは、仏教において克服すべきものとされる最も根本的な三つの煩悩、すなわち貪・瞋・癡（とん・しん・ち）を指し、煩悩を毒に例えたものである。三毒は人間の諸悪・苦しみの根源とされている。

Wikipediaより

貪（とん）
欲望のこと。
際限なく欲しがり、お金や物、性などをむさぼり求めること。

瞋（しん）
自己中心的な怒り。
腹を立てたり、キレたり、他人を羨んだりすること。
欲が深ければ深いほど、怒りは大きくなる。

痴（ち）
愚かなこと。愚痴。
物事を正しく見たり判断したりできないこと。

動画でも説明されていますので
そちらも参考にしてください。

ちなみに、よく「１０８つの煩悩」といいますが、
煩悩の中の根源的なものが、この「三毒」のようです。

動画の中でも和尚さんは以下のように言っています。

同じ境遇でも、やりたいことをやって
いろいろ成し遂げる人と、
なにもできない人。
この差はなにか？

何もできない人は、
「心を亡くしている」
忙しいの「忙」は「心を亡くす」と書きます。

心が三毒によって混乱し、
やるべきことを見失っている状態だと
和尚は言います。

そのための処方箋は、「整理整頓」する。

やりたいことを明確にし、
不要なものは捨てて、
空いた時間をそのやるべきことに当てる。

整理整頓に時間を使いましょう。

やるべきことをやれているか。
目的のために不要なことをちゃんと捨てているか。

私自身としては、
インプットに時間を割きすぎて、
アウトプットの時間を圧迫していることが多々あります。

インプットはもちろん大事ですが、
過度なインプット（ネットサーフィンとかテレビとか）を
排除して、こうやってブログを書く時間に
充てていきます！