職業柄、ロボットに関する情報収集は欠かせないのですが、そんな中で今回の本の著者を知りました。
ロボットというと、有名なPepperくんのように事前に動きをプログラミングして、自立した状態で動くものが一般的だという思い込みがあって、今回のように遠隔操作で接客するというのは、ありそうでなかった「目から鱗」的な発想でした。
自分の都合のいい時間帯で、バイト先に行かないでロボットを通して接客。一見、無機質に見えるけど、ロボットを通してコミュニケーションしている相手は生身の人間。
「重度の障害を持つ人でも接客可能」なんて社会問題まで解決してしまう力がこの発想にはありました。
近い将来、ロボットがもっと普及してPepperや今回のOriHimeのようなロボットが安く作れるようになってくれば、働く形態は劇的に変化させてしまう気すら感じました。
そんな可能性を示してくれる良作です。是非いちど手に取ってみてください。
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