「人生の三分の一を変えれば残りの三分の二も動き出す」最高の睡眠とは?

書評

睡眠時間の投稿でも分かるように、

私の睡眠時間はとても長いとは言えません。

短いと言われる日本人の平均睡眠時間でも、「6.5時間」

その平均よりもずっと短い・・・

睡眠負債がこのまま溜まれば、認知症になるのも避けられないな・・・

そんな不安を解消すべく、「睡眠を改善する!!」と心に決めたのですが、

長い習慣で身に染みてしまった今の生活、

簡単に睡眠時間を増やせるものでもありません。

じゃあ、まずは睡眠の「質」を改善しよう!

ということで最初に取った本がこれでした。

この本での一番重要なところは、

寝始め90分で脳と体のコンディションが決まる!

睡眠が「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」を繰り返すのは

今や誰でも知ってることですが、

その最初の「ノンレム睡眠」をいかに深くするかが重要。

そしてそのカギを握るのが、「深部体温」

眠いときって、手が熱くなりますよね?

それは、体内の熱を放出して、深部体温を下げているんだとか。

寝始めの90分への入眠を促すために、深部体温をしっかりと下げる。

深部体温を下げるためには、まずお風呂に入って体温を上げる!

私、実は入眠はわりとスムーズなんですが、

就寝前の風呂はとっても長いおかげなのかもしれません。

湯船に浸かってる時間がとても長いんです。
(半分ぐらいは寝てますが・・・)

ここまではわりといい線をいってますが、

もうひとつの大事なこと、入眠前に脳を覚醒させないこと。

今の世の中だと、スマホを見ないってことですが、

これは自信がない・・・

最近寝る前のマンガ(アプリで読むタイプ)が習慣になっちゃってます。
ダメだと分かっていてもつい。

じゃあこれは朝の習慣にまずは移動。
(読んでるものが終われば自然と終わる気もしますが)

その他、この「寝始め90分」の質を高める方法がいくつか記載されていますので、

興味のある方は本書を読んでみてください。

 

個人的に最も惹かれたのは、最後に記載されている「眠気」の解消方法について。

日中に襲われる眠気、「病気なのでは?」とわりと真剣に昔から悩んでます。

単純に睡眠時間が慢性的に短いことからきている可能性は高いですが、

それにしても重要な会議で緊張するほど、ふっと意識を失うことがあり、

そんな時に限って発言を求められる・・・

ということで最後の「眠気」に対する対処法が書かれていると知ったときは

かなり期待したのですが、本書にある解決法は、とにかく「口を動かす」

・ガムを噛む
・短い会議を設定して、とにかく発言する

など、とにかく口を動かすことで眠気を紛らわせる!だそうです。

ありきたりですが、やっぱりこれしかない、というところですね。

もうひとつの重要ワード、「昼寝」。

長すぎても短すぎてもダメ。20分を超えないように。ということでした。

お昼休みは、昼寝以外にもいろいろと活用したいがありすぎて
(散歩(ジョギング)、英語学習、ニュースチェック・・・)

昼寝にあてるかどうかは悩みます・・・

 

タイトルにも本書からの引用を書きましたが、

人生の三分の1を考えることが残りの三分の二を決める

つまり、良い「睡眠」は、眠っている以外の人生においても「ギフト」であり、

夢を叶えるもっともシンプルな方法なのだと。

 

若い頃から睡眠時間が短い人でしたが、

昼間のパフォーマンス低下でずいぶんと人生を損してきた気がします。

50歳以降の人生は、もう少し寝よう。

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