ちょっとブレイクして、読書。
待ってました、ガネーシャ!
今回の主人公は、
余命3ヶ月を宣告された会社員。
死とどう向き合うか。
話のあらすじをここで追うのは
ネタバレになるのでやりませんが、
今回のガネーシャはテーマがテーマだけに
いつもの弾け方も少しおさえ気味。
今回のガネーシャの教えは、
死期が迫っている人もそうでない人も
じっくりと取り組んでいくべき課題です。
そして、
死神のセリフが響きます。
人間は、ある時期から死を、徹底的に遠ざけるようになった。死は『憎むべき敵』だとみなされ、死から逃げるためにありとあらゆる技術を発達させてきた。しかし、どれだけ遠ざけたとしても、死は影法師のように必ず人間につきまとう。その結果、どうなったか?
人間は、死を『敵』だと考えたことのしわ寄せを、死に際に受け取ることになったのだ
人間の原始的な社会では、ある者の死期が近づくと親族が抱きながら看取る習慣がある。そういった社会では、死を前にしても恐怖に悶え苦しむことなく、皆安らかに死んでいく。その者たちにとって、死は、魂が体から離れ、抜け殻となった身体が自然に還るプロセスに過ぎないわけだからな
人は、「いかに長く生きるか」ばかりを考え過ぎて、
どう死ぬかを社会としてないがしろにしすぎた気がします。
その結果、不幸な死に方をする人が多くなっていませんか?
長寿であることは立派なことです。
だけど、それが「幸せ」を伴う生命になっているのか?
死は決して避けられないもの。
「終わり方」とどう向き合っていくか、
もう一度ガネーシャと一緒に考えていきましょう。
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コメント
先週に購入してました!まだ読んでないです、、急いで読まなくては。ボーッとしてるうちに3ヶ月たっちゃいますね。ありがとうございました。
まずは1ページ読んでみるところから。そしたら止まらなくなると思います!